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妊娠どきど記
première grossesse à Paris


誰にも教えていないこのページへなぜかようこそ!

このページは本当にプライベートなメモ日記です
そして正確なものではなく個人的主観です
しかもフランスでのこと
あまり参考にはならないかもしれませんが
自分もそうだったように初めて妊娠した時には
きっとみんなが大きな期待とともに不安がいっぱいなはず
私も親切な先輩ママさんたちにお世話になりました

想像以上に神秘的で素敵な妊娠
少しでも参考になればなぁと思い
機会があればご案内しようと書いています
これから初めて妊娠される女性に向けて。。。
Keiko

2004年
5月
4日 最後の生理開始日。
あちこちで聞かれるので覚えていると楽です。
19日 7月の超音波検査の結果から推定された推定妊娠日。
フランス式にはこの日から数え始めることが多いらしいが詳しくは不明。
6月 上旬

中旬
妊娠なんでまるで意識してないので、なんとなくだるいと思いながらの日々。8月の日本行きの飛行機も仮予約し、楽しみな計画をあれこれ立てる。が、さらにしんどく、好きなものを目の前にしても食欲がなくなり、あれ!??と思い始める。ネットでツワリについて調べてみるとあれこれ思い当たることがいっぱい。ほぼ規則的な生理も来ない。もしかしてっっ。妊娠検査薬(2本入り約15ユーロ)を購入し試してみると。。やっぱり妊娠!驚きいっぱいだけど嬉しい!!
保険の手続きを始める。
この頃から8月の初め頃まで続いたツワリというもの。これは体験しないとわからない症状でした。気持ち悪いムカムカが続いたかと思うと、突然ひどい空腹感が襲ってきて、夢中でそれを満たすとまた気持ち悪くなって・・・の繰り返し。私は空腹になった時にここぞとばかり一気に食べてしまっていたのですがこまめに少しずつ、夜中でも関係なく食べたいものを食べれる時に食べるのがいいそうです。
その他にも耳がつまったり、便秘気味だったり、お腹が張ったり、おりものが不安だったり、疲れやすかったり・・・日々色んなことが起きました。知識がないので起こってから勉強です。ツワリが終わる頃には胎盤も完成し、ウソのように楽になるので頑張って乗り切りましょう!家にこもってないで外に出かけたり友達とごはんを食べたりが、気分転換にもなっておすすめです。
23日 Hôpital Cochin 保険の手続き完了。
この保険はフランスの出産は私立以外は全て無料!立て替え不要。助かる!
28日 やっぱり近所がいいなと思い、近所の薬局で教えてもらった比較的近い14区の病院に行きその場で予約。
7月 12日
15h30
Hôpital
Notre-Dame de BON SECOURS

Docteur AFRIAT Raymond

23ユーロ
初めての診察。
言葉がわかるのか何をするのか少しドキドキ。でも受付のお姉さんもドクターも優しくて安心。
まずは看護婦さんにより、尿による妊娠チェック。これは毎回やります。そして血圧・体重測定・あとは名前・住所・妊娠してない通常の体重・身長・最終月経日などなどを聞かれる。体重が5Kgほど減っていてびっくり。
その後しばらく待った後、ドクターによる診察。同じような質問に過去の病歴・現在の症状などを聞かれた後、内診。下着をぬいで診察台に上がるよう指示があり、膣にプラスチックのようなものを入れてなにかを取り出している模様。あとは子宮のチェックなのか指を入れておなかを押される。この成分検査結果のようなものが後日送られてきた。その後、日本への飛行機について質問してみるが、笑いながら全く問題ないとのこと。やはり日本とは慎重さが違う・・・。
その後、地下のラボに行き、血液検査をするように指示。結構大量の採血。ヘロヘロだったので見てるだけでしんどくなった。今後は毎月一回の予定。
ドクターとの次回はヴァカンス明けの9月を予約。
超音波検査はフランスでは専門医のところでやるのが普通のようでリストをもらう。
帰宅後に電話がありsage-femme〈助産婦〉の診察予約をする。
19日
13h30
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS
講習会
出産までの今後についての講習会。フランス語堪能な知人に通訳してもらう。
今後はドクターと助産婦の両方の診察があり、出産時に赤ちゃんを取り上げるのはドクターではなく助産婦さんとのこと。
フランスでは予想以上に食事制限が多くてびっくり。チーズ・ソーシソン・スモークサーモン・フォアグラ・生牡蠣・外食の生野菜・・・などなどなどなどキリがないくらい。
19日
17h30


10週
第1回
Echographie〈超音波検査〉
Docteur Bruno BARTHE
40ユーロ

とってもハイテクな部屋でお腹にジェルのようなものを塗り、機会を当てる。
初めての赤ちゃんの画像と心音に感動!
頭でっかちながら手も足もすでにしっかりあってすごい!
でかい画面ででかい映像に勘違いしそうになったけど実際は5cmの赤ちゃん。
直径 20mm
体長 52mm
心拍 164回/1分間
nucale〈うなじ〉の厚さ 1.9mm
le début de la grossesse〈妊娠日〉 5月19日頃
などの診断でその他以上なしとのこと。
次回は10月5日頃にするように言われる。
23日
11h30
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

sage-femme
初めての助産婦さんによる診察。どう見ても私より若い、全身ピンクのいでたちの優しいお姉さん2人組。
前回と同じ測定や内診をして、赤ちゃんの心音を聞かせてくれた。その後ドクターよりは細かい質問と説明がある。心配していた耳のつまりも妊婦の症状とのことで安心。ただ食べ物制限についての話があり刺身・寿司もダメ、便秘のためには米もダメとか。それはないやろー。日本でたらふく食べてきてやる!などと思う。この日は耳がつまりムカムカが続いていてしんどくてあまり集中できなかった。便秘にはインゲンがいいとのこと。
そしてやっと妊娠証明書をゲット。手当てをもらうためには妊娠14週目までに提出しなければっっ。
29日 一日に二回の鼻血が出てびっくり。これも妊婦の症状のひとつで粘膜が弱くなるかららしい。それにしても驚いた。
8月 2日 日本へ 航空会社の方を初めとし多くの方からの反対を受けた12時間のフライト。ドクターは問題ないと言ったし、逆に帰国しない方がストレスがたまりそうだったので後は自己責任ということで帰国!帰るなり米に刺身に寿司に食べまくるっ。
中旬 日本滞在中にムカムカの頻度が急に減り、完全に終わる。やったー!タイミング良く食欲も復活!ただお腹は夜になると張ってくる感じ。妊婦とは思えない夜行生活をしてしまって、赤ちゃんごめんねっ。
日本では便秘がひどく、というより全く出ず、友達が妊娠中に病院で出してもらった便秘薬をもらって飲んでなんとか切り抜ける。
友達にアカチャンホンポに連れてってもらって感動!すごい充実ぶり。アドバイスに従い、でかい下着とタイツと簡易腹帯?のようなものなどを購入。驚いたのは産褥パンツというもの。出産後数日間、病院でケアしてもらうために下がパカッと開くパンツ。後から聞いたらフランスではそんなもの存在しないし使わないらしい・・。代わりに編みパンツがあるとか。どんなんだろう。
23日 フランスへ パリに滞在した初めの頃もそうだったけど、フランスに戻ると便秘がウソのように治る。良かったー!
30日 Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS この病院で産みますという登録の手続きに呼ばれる。入院は通常2人部屋で個室の場合のみ、要予約&要費用。
初めはなんだ!?と思っていたけどこの頃から赤ちゃんがポコポコ動きだす!胎動ってこれかーっというような不思議な感覚。静かにしてるとわかって結構おもしろい。
9月 6日
16h

Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

Docteur AFRIAT Raymond
尿・血圧・体重測定。体重は前回より3Kgアップ。完璧!と言われる。日本では1ヶ月1Kgアップまでじゃないとダメとか。
その後、ドクターと二回目の診察で内診のあと心音を聞かせてもらう。
それから専門用語過ぎて難しい説明が。。。どうもダウン症を発見するための血液検査についてで、プライベートにかかわることなのでサインを求められ、すぐに実行。結果は医師からとのこと。この血液検査と超音波検査でダウン症の確立が高い場合はお腹に針を刺して行う羊水検査もあるよう。
あわせて通常の血液検査もする。前回の血液検査の結果がまだ届かないことを伝えると書類が不備だったためとのこと。
9日 一回目の血液検査結果がやっと届く。
問題のトキソプラズマの結果は予想通り陰性。日本で生まれ育った日本人はほとんどが陰性と聞く。やはりチーズに生ハムに・・・数ヶ月の我慢かー。血液型はO型RH+。
ヘモグロビン容積率など数点が平均値より少し少ないよう。
中旬 二回目の血液検査結果が今度はすぐ届く。
血液型はO型RH+。二度の検査でで決定とされるらしい。
その数日後にダウン症の染色体を調べる血液検査〔la trisomie 21〕の結果は医師に連絡したとの通知が届く。でも次のドクターの診察はおそらく2ヵ月後。特に問題なかったと信じたい。
下旬 お腹の中で赤ちゃんが激しく動き出す。ポコポコではなく動き回っている模様で夜もすぐ目が覚めてしまうくらい。。急にお腹がでてきてスカートやパンツのチャックがいよいよ閉まらなくなってきて、子宮に圧迫されるのかさらに頻尿に。そして食欲がどんどん旺盛に。
相変わらず右耳がよく詰まり、また流れる程じゃないものの鼻の中で出血も。
10月 1日
ママの誕生日
お腹周りは85cm
パパはもっと
!
4日
11h
第2回
Echographie〈超音波検査〉

Docteur Bruno BARTHE


60ユーロ
いよいよ男の子か女の子か判明する予定の日。ドキドキワクワク♪お腹の上からわからない検査は内診しての前回より長時間の検査。心臓が四つにわかれて動いているのが見えたり、骨が一本ずつまで見えたり、鼻の穴や指まではっきりが見えたり、顔の表情が見えたり。全て順調!いつも動き回っているのに今日はあまり動いてなくてちょっと残念でしたが、ちょうど検査の時は右手を顔の前に当てていて「眠たいんだよぉ〜」って感じでした。あのハイテク機材、家に欲しい!
そしていよいよ"性別を知りたいですか?"の質問で"はい!"と答えると
☆女の子☆
今まで以上にさらに実感が! 名前も考えないと!
フランス的出産予定日は2月20日。そして次回は最終検査で約2ヶ月後の予定。
Diametre biparietal:55mm
頭まわり:195mm
お腹まわり:185mm
大腿:39mm
上腕:36mm
足:40mm
4日
15h30

22週
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

sage-femme


地下のラボで血液検査。今回はチューブ一本のみであっと言う間に終了。
その後、いつもの尿チェックと測定。体重は2kgアップ。
そして前回の若いコンビとは違い日本にも指導に行ったことがあるという一番偉い助産婦さんとの診察。
前回のダウン症の検査も問題なかったようで安心っ。全て順調とのこと。
ただ
トキソプラズマには継続して注意するように言われ、鉄分の薬を飲むようにとのこと。その後、内診し、心音も聞かせてもらう。
帰りに一応薬局で指定されたTardyferon B9(赤い丸い錠剤)を買って帰る。
初めは2〜3日に食前に1錠で問題なければ毎日飲むようにし、黒いうんちに驚かないようにとのこと。飲んだ方がいいのかなぁと思いながら説明書に24週からと書いていたので飲まなかった。
11日 在仏日本人の妊婦さんも飲んでいるとのことなので鉄分の薬を飲んでみる。最近はちょっと疲れるとお腹がハチキレそうにパンパンな日々。恐ろしく食べ過ぎた時の感覚?!が継続。自分の服でなんとかなると思ってたのは甘かったと反省・・・母&妹からプレゼントしてもらったり先輩ママから借りたものを着まわす日々。
各種内臓が圧迫されているのもよくわかる。腹帯がわりのものをやはりした方がいいのかなぁ。。
右耳&鼻も相変わらずよくつまり、季節柄よく風邪と間違われる。
前回のエコで赤ちゃんの姿を見てからは更に食べ物にはできる限り気をつかい、のどが渇けば牛乳を飲み、ヨーグルト・カビなしチーズ・レバーなどを積極的に、そしてバランス良く食べるように心がける。さすがにコーヒー・紅茶は止められないけどカフェオレにしてみたり、デカフェにしてみたり。
アノンスでベビーカーを探し始める。
下旬 Chirurgie Dentaire 妊娠初期と後期には治療できないといわれる歯医者に2回の治療に行く。ちょっと効き目は弱いらしいですが妊婦さん用の麻酔などあるようです。
11月 上旬 ちょっと早いかと思いながら見つかったのでベビーカー&ベビーベッドをアノンスで購入。実際手にするといよいよ近づいてきたのかとちょっとドキドキ。
フランス人にお腹が小さいとよく言われ、私は日本人だからと思いながらもちょっと心配。とはいっても、席をゆずってもらえるようになり、赤ちゃんは目で見てもよくわかるくらいよく動いている。
体温が高いようで冷やさないようにみんなに忠告されるけどなんだかパリは冬というのに身体が熱いことがよくある。あとは夜が寝苦しくて何度も目が覚めたり一度に食べれる量が減ってきて、無理やり食べたらオヘソも満開!!ハチキレそうにlなります。頭は食べたいのに食いしん坊にはちょっと辛いっ。妊娠線についてはあまり気にしてなかったけど、ネットですごい画像を見て恐ろしくなり、保湿クリームをお風呂から出た後に塗るようにした。一度出たら完全には消えないらしいので"後悔先に立たず"にならないように。。。
8日
15h30
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

Docteur AFRIAT Raymond
laboratoire
予定より大幅に待たされ超イライラ。しかも遅れた理由は個人的理由のよう。にらみつける私たちに気付いたのか、ドクターはいつも以上に超笑顔での対応。さすがに慣れた診察はいつもどおりで順調とのこと。お腹小さくないか聞いてみたけど、小さくないよとの返事。それは日本人にしてはでしょう、恐らく。やはり待合室にいる妊婦さんをみるとスケールが違う。日本では見たことのないくらいの大きさ!帰りにはいつもの血液検査。
そして薬局で鉄分の薬を購入。ドクターには三か月分処方されたけど一ヶ月分ごとに買いにくるように言われる。
中旬 急に胎動がお腹の下の位置になり様子が変わって色々聞いたり調べたらどうも逆子!?っ。そんなーっと思ったけどよく調べたらこの時期にはよくなるみたいで、日本では大騒ぎして逆子を直す体操したり、お灸したりするみたいだけど、フランスでは赤ちゃんがよく動くこの時期は当たり前だという考えのよう。といっても心配なのでちょっと猫の伸びみたいな体操をしてみたりする。そしたら数日後にまた胎動が上の方に戻ってほっとひと安心。かとと思うと今度はおりものに血が混じったようなものが突然出てびっくり。色々続きます。
12月 6日
13h45

6mois et demi
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

sage-femme
体重1ヶ月で3kgアップ。日本なら確実にヤバイようですが今回も○。今までの人生でこんなに増えたことないんじゃないの?いっぱい食べたのね。なんて言われて終わり。ただいつもより重い服装だったからまあ2kgのアップかな。
助産婦さんの内診では子宮口はしっかり閉じているけどその奥が柔らかくなっていて、お腹が張ると赤ちゃんが下りてくる可能性があるので夜以外に1日に3時間は休むように言われる。
その他、張り止め・葉酸・前回と少しだけ違う鉄分の薬を処方され・・・・・。
Spasgon/Spéciafoldine/Tardyferon80mgの3種類。
今回は薬局で保険証明を見せると無料となった。
それにしても今のところ一番信頼がおけるsage-femmeの触診ではここが背中・ここが頭・ここが足とわかるようでスゴイ!!今は頭が下で、背中が左側で、足は上にあるとのこと。
明日は朝から何も食べずに病院に行き、ブドウ糖75gを摂取し、2時間後に血液検査予定。血糖値などを調べる模様。レモン果汁なら混ぜてもいいというので持つていくつもり。
次回sage-femmeとのランデヴーは2週間後。
7日
9h
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

laboratoire
空腹を我慢し、レモン一個を持って病院へ。まず血液採取。ついでにいつのトキソプラゾマの分も採取。その後、甘〜いブドウ糖液にレモン果汁を絞って混ぜてくれたものが瓶に入れられ、プラスチックカップと共に出された。カップに並々2杯分。初めはレモンジュースとして結構おいしいと思ったもののさすがに一気に2杯は苦痛。2時間後に戻ってくるように言われる。もしそれまでに気持ち悪くなった場合は寝に来てよいとのこと。ちょっとブラブラ散歩。2時間後に再度血液採取で終了。ちょっと疲れた。
最近お腹がさらに出てきた感じ。
13日
11h30
32週
第3回
Echographie〈超音波検査〉

Docteur Bruno BARTHE


40ユーロ
今日は最後の超音波検査の日。ドクターがまもなくヴァカンスに入るとのことで、今日より一週間後にと病院からは指示されていたけど少し早めてもう今月はダメだと言われたのを無理やり入れてもらった。10・22・32週とお腹の大きさの変化で成長を再認識。女の子と前回言われたけど実は男だったってことも結構ありえると聞いていたので少しドキドキ。でもそんなことはなく女の子!とのこと。これからあれこれ楽しみ!今の時点では心配していた逆子でもなく頭は下に、背中は右に、足は上に位置していた。3D画像ではもう目鼻もはっきりしていてリアル感いっぱいでスゴーイ!また右手を上に上げていた。全て順調で、赤ちゃんの体重は約2Kgとのこと。横顔をA4サイズに拡大してくれ、"良いお産を!!"と。次赤ちゃんを見るのは出産の時だと思うとドキドキ。
Diametre biparietal:81mm
頭まわり:294mm
お腹まわり:291mm
大腿:60mm
ママのお腹周りは90cm
中旬 急激にさらにお腹が大きくなってきた。息切れ、頻尿、少しの胸やけ・尿漏れなどなど。持久力がかなり低下してるのがよくわかる。薬は鉄分のを2錠から1錠に勝手に変えた。赤ちゃんも大きくなってスペースが小さくなったのかの動きも変わってきて、胎動というよりは、頭なのか足なのか手なのかお尻なのか、よくムニュ〜〜っと突き出してくる。
21日
17h15
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

sage-femme
今日の診察で良くなっていたら薬の量を減らせるはずだったけどそれは無理だった・・。来週のボーヌへの一泊旅行が大丈夫か聞いてみたら、あまりいい顔をされず、私が本当に行きたいと思うなら、張り止めの薬をいつもより4錠多く飲んでゆっくり休みながら行くようにとのこと。さらに最悪の状況を想定した心臓にあまり良くないという強い薬を処方される。出産が予定日より早まるのは確実だろうとも言われた。数値を比較するために9月にやった血液検査をもう一度受けるように指示あり。
信頼できるsage-femmeの言うことを聞いておこうと鉄分の薬を2錠に戻す。
次回は29日に麻酔専門医、1月12日にsage-femme。
麻酔医とのランデヴーのためにあらかじめ記入する質問用紙をもらう。
26・27
Beaune旅行
病院であんなに言われたのでちょっとだけ心配しながら出発。薬は張り止めのだけ2錠増やした。たぶん前日ゆっくり過ごしたのと、田舎で空気がいいのと、出産前の楽しい旅行ということと。。。。。なぜか普段より体調もよく、気分もよく、食欲もあり、本当に行って良かったなと思う旅行ができたな。
お腹がさらにでかくなった気がする。
29日
9h30
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

anesthésiste
laboratoire
麻酔専門医とのランデヴー。辞書を引き引き記入した質問用紙を持参。
質問用紙にそってではなく口頭であれこれ質問される。それから背中を触り、簡単にできるとのこと。
その後、出産時はperidurale(腰椎麻酔)でやりますね!とってもいい出産方法だから!と無痛分娩の確認。
そしてまたもや血液検査の指示あり。出産予定日一ヶ月前(1月19日〜28日の間)に空腹状態で9h30〜16h00の間。予定日が早まりそうだと伝えたけど19日より前にはしてはダメだとのこと。
帰りに前回sage-femmeに指示された血液検査をする。毎月のトキソプラズマも一緒にしたかったけどちょっと早過ぎると言われ来週1月4日に予約する。
2005年1月 4日
11h
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS
laboratoire
トキソプラズマの血液検査。
上旬 お腹の張りがさらに頻繁になり疲れやすくなってきた。スーパーに行くだけでハァハァ。一日中立ちっぱなしだとすごく辛い・・。本当に安静にしてないと早まりそうな予感。パパとママは準備を何もしていないのに出産してしまう夢など見てうなされるようになったためあわてて生まれてすぐ必要なものや入院時に必要なベビー用品を買ったり借りたり。そしてお洗濯。いざという時に備えて大きな旅行バッグに準備し始める。
ママのお腹周りは約95cm。
12日
10h45
Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS

sage-femme
薬のおかげで少し落ち着いた模様。子宮口は少し柔らかめ。22日に張り止めの薬は止めるよう指示あり。でもやっぱり予定日よりは早くなるだろうとのこと。次回の診察は二週間後の予定。
でもそういえば少し気分的にも体調的にも落ち着いたような気もする。準備が整ってきたなど精神的なものもあるかもしれない。
家にいるとそうでもないけど外出するとくしゃみなど何もしてないのに歩いてるだけで尿漏れが異常にひどくなった。足の付け根も時々痛むようになる。本に良く書かれている便秘は不思議とない。逆に膀胱と同様に腸が圧迫されて快調な感じ。
19日 Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS
laboratoire
麻酔用の血液検査。本当はもう少し予定日に近づいてやるようだけど、早く生まれそうなのでギリギリ可能なところまで早めてもらって今日にする。
22日 本日で張り止めの薬を終了。急に止めるのはちょっとドキドキ。
24日 パパはリヨンへ。今日だけは産まないようにとみんなに言われ家で静かに過ごす。
週末パリに来る友人に明日返事をメールしよう、そして明日はプランタンのソルドへ行こうと思いながら寝る。
25日〜26日 Hôpital Notre-Dame de BON SECOURS 朝目覚めるとなんか濡れてる!!!もしかして破水!?信じたくないけど一番避けたかった破水!?
本当にこんなに予定日より早いなんて〜。しかも昨日の今日。昨日はみんなの要望に応えて出てくるのを待ってくれたの!?
信じたくなくてしばらく横になったりしてみるけどやっぱりこれは現実。病院に行かなきゃっと思い立ち、服を着替えてナプキンをしてバスタオルを持ってタクシーで病院へ。ジャーっと出たりして焦ったけど、頼れる看護婦さんはこれは普通だから大丈夫よ!と処置をしてくれる。
まだ痛みがないので明日の朝になるだろうと控えの2人部屋で昼食を出されベットで過ごす。向かいはすっごくおっきなお腹の妊婦さん。聞いてみたら双子の男の子とか。そのうちどんどん苦しそうになってきてずっとシクシク泣いていて一足先に分娩室に向かって行った。
そのうち私にもこれは陣痛では!?という痛みが4・5分間隔できだしたので伝えると、機械をおなかに巻いて点滴をスタート。
夜7時くらいにはうめくほど痛くなってきた。痛みの合間にこれが陣痛かーと感動しながらももう痛みはこれで充分だと思い伝えると分娩室に移って麻酔をすることに。
麻酔医が来て麻酔の麻酔をしチューブを通して8時ごろ麻酔をスタート。10分しないうちにウソのようにスーッと痛みが消える。その後は一時間ごとにボタンを押して自分で麻酔を注入。人によるみたいだけど私は全く痛みが消えたので、電話したり本を読んだり爪を切ったり、ドキドキしながらもゆっくり落ち着いて過ごすことができた。
時々助産婦さんが子宮口の開き具合や陣痛の波や定期的に機械で測っている血圧の具合を見に来てくれ、子宮口が9cmになった時点で分娩の準備をスタート。そして呼吸法を教えてもらい、陣痛の波を確認しながらいよいよ分娩スタート!
麻酔がきいていてなかなかいきむという間隔がつかめなかったけれど、すぐに頭が見えてると言われ、2回ずつを3回ほどいきんだところで、
26日午前1時54分。3140g49cmの元気な女の子の誕生!そのまま胸の上に置いてくれてご対面。想像以上の感動でした!!
その間に胎盤などの処置をしてくれ、その後赤ちゃんは助産婦さんとパパと一緒に沐浴に。その間には会陰切開の傷を縫う処置。それから赤ちゃんともども朝5時前に病室へ移動。その日を入れると6泊7日のフランスにしては長い入院でした。
赤ちゃんとの生活のスタートです!
2月 8日 日本式予定日
19日 フランス式予定日
・・・出産を終えて・・・

"百聞は一見にしかず"
そう感じました。

初めての妊娠をされてお立ち寄りいただいた皆さま
出産後から始まる育児はノンストップ
不安はほどほどに大らかな気持ちで
ゆっくりできて一度しかない"初めての妊娠ライフ"を存分に楽しんでくださいね!

出産の後には毎日が新鮮な発見だらけの楽しい育児ライフも待ってます♪

・初期のつわり時に参考になるサイト・
http://www.pixy.cx/~kamosika/

・妊娠時期を追って参考になるサイト・
http://www.sodatsu.com/data/ency/ninshin/mama/mama01.html
http://www.welcomebaby21.com/1month.htm

・その他参考サイト・
http://baby.goo.ne.jp/nonmember/topics_new/merit/ninshin.html
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/abiabi/mama/mama-menu.htm
http://www.babyexpress.ws/index.shtml

・フランスにて出産の方に参考になるサイト・
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/8542/shussan/shussan.html
http://hinemosufrance.at.infoseek.co.jp/bebe/index.htm
http://popup2.tok2.com/home/alechan/ikuji/ikuji.htm
http://pigeon.info/manga/izumi/index.htm

などなどなど

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